※下記は当社が設計施工を行った神明畜産様の大型豚舎の写真です。小さな画像はクリックで拡大します。
長年にわたり数多くの畜舎の建設に携わってきた当社が
畜舎を建てる上で、大事にしている3つの条件は・・・
これらを満たした畜舎を建てることだと考えています。
まず第一に、その家畜にとって最適な生育環境を作ること。
何よりも大事なのは家畜にとってストレスなく過ごせる環境を整えることです。
いい生育環境のもとだからこそ、病気のリスクも減り、品質の向上に繋がります。
さらには、生育環境の良さによって餌の消費を抑えることも可能になり、家畜にとっても、飼育者にとってもいいことばかりです。
そして、次にコストパフォーマンスですね。
「低コスト」かつ「丈夫で長持ち」する畜舎が理想ではないでしょうか?
その上で、機能性やメリットを重視して選ばれることと思います。
昨今、建築確認によってコストが上がってしまうことに悩まれている事業主様が増えています。
事業主のみなさまの様々な悩みを解決するべく当社が開発し、ついに完成したのが48.6厚肉パイプの畜舎です。
40年の耐用実績もあるほどH鋼並みに丈夫な素材ですが、コストを抑えることが可能です。
また、換気用のサイド巻き上げは2段に分けてあるため風量の調整も行いやすく、2層フィルムにすることにより、夏場は涼しく、冬場は暖かく、保断熱効果抜群です。
日本最大手である神明畜産様にも20年ほど前から、雛の販売会社である(株)イシイ様にも15年ほど前から採用されております。
生産者の要望によって生まれた次世代型の豚舎、牛舎、鶏舎は、利益のでる畜産営業経営に一役かっています。
<<H鋼パイプ施工について>>
H鋼パイプでの施工も承っております。
費用は48.6 φパイプを使ったハウスよりも高くなってしまいますが、
畜産農家への助成金申請が可能になる点でメリットもございます。
お客様のご希望に沿ったご提案をさせていただきますのでお気軽にご相談ください
48.6φドブメッキのパイプ構造でも鉄骨並の強さがあります。
クイ打ち込み方式で基礎不要な断熱フィルムタイプが評判です。
切妻タイプで雪が積らなく、台風にも強く40年近く持った実績があります。
自由設計で間口も最大16mまで可能です。
換気用サイド巻き上げは1段と2段に分けてあるため、風量を自由調整できます。
ハウス内も大きさに合わせて、換気扇を設計しており、2層フィルムの間に、
換気扇を設置し、風の流れで温度のバランスを保ち、保温断熱効果抜群です。
夏場は涼しく、冬場はサイドを閉めることにより気密性が上がるため、
成長にもよい環境づくりが可能になります。
廃棄物の分離システム
豚舎の底部に糞尿の排出通路が設置しており、糞尿は地面の網状穴から通路に入り、自動的に分離され、フンが貯蔵タンクに送られ、有機肥料処理場で発酵され有機肥料になります。
尿液は自動的に尿液の貯蔵池に送られ、そのあと、一部がフンと一緒に有機肥料に使われます。
堆肥舎(肥料処理)
堆肥舎の糞尿を自動ミキサーなどの機械で発酵させ、有機肥料になります。
神明畜産 様
当社は日本トップの神明畜産の畜舎の設計施工を行っています。
従来は大手ゼネコンが建設していましたが、 当社独自の技術と工法で従来比で50%近くのコストダウンに成功しました。
生育環境がよいため、通常よりも生育が早くなり飼料の節約(15%〜20%ダウン)にもつながっております。
この豚舎では1㎡あたり1頭を飼育できるため効率もよく、温度など自動化できる設備によって人件費も抑えることができています。
弊社が建築した神明畜産様の大型豚舎をyoutubeにアップしておりますので、ぜひご覧ください。
(株)イシイ 様
日本有数の雛の生産メーカーである(株)イシイ様。
およそ15年ほど前に鹿児島の枕崎市において、2000坪程の広大な土地で鶏舎を建設しました。
建設して以降、九州では大型台風など天災もありましたが、当社の頑丈なハウスを使用しているため、現在まで壊れることなく健在しております。
鹿児島での実績の結果もあり、以降も多くの建築依頼をいただき、関東工場・岩手工場・青森工場の3箇所において当社のパイプ型鶏舎の建築をおこないました。
現在は来季に向けて鹿児島工場においても同様の鶏舎を建築する予定です。
ニワトリの業界はこれまでにない好景気ではありますが、先を見据えてコスト削減をしながらもより良い生育環境を作り上げ、さらなる事業展開をしていけるよう、当社と共に研究しながら、更に良い鶏舎を目指して開発に携わっております。